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戦争とは水が確保できる場所の争奪戦であり、政治とは、確保した水を灌概し治水する施策なのです
重要なことは、実は歴史的にはユダヤ教が元になってできたものなので、神様は同一なのです。各宗教それぞれに個々の神様がいらっしゃるのではなくて神様は 唯一・その全知全能の神をヤハウェとして崇拝するのがユダヤ教で、ゴッド(主)として崇拝しているのがキリスト教で、アッラーとして崇拝しているのがイス ラム教です。
この三つの宗教の参宗教対立″というのは「我々の神様が正しい!だからお前らの神様は間違っている」ということではなく、「我々の神様への崇拝のやり方が 正しい。お前らの崇拝の作法が間違っている、訂正しろ!」というニュアンスの方がしっくりきます。全否定っていうより、「いちいち細かいとこ、なんか間 違ってんだよな」という感じ、いわば近親憎悪なのです。
ウマと車という組み合わせは、今まで人間が持っていなかったものを一度に手に入れることができたからです。
持てる以上の大量の荷物を、走る以上の速さで移動させることができ、そしてその用途は、運搬、農耕、戦闘と多種多様です。
「議会からの要望で、自分はやむなく国家の指導者になったのだ。自分は独裁者でもなんでもないよ」という一見謙虚な触れ込みは、その後世界史でも現代社会でも多用されます。
新たな宗教が広がるきっかけは、社会に不満が高まっている時が多いのです。
「王朝が起こり↓制度改変が起こり↓皇帝が何代か続き絶頂期を迎え↓やがて政治が腐敗し↓民衆が疲弊し不満がたまり↓各地で反乱が起こり↓新たなカリスマが立ち上がり↓新たな統一王朝を起こす!」という流れです
ゲルマン人が大移動して西ローマ帝国地域で拡散することにより、キリスト教も同時にヨーロッパ地域に拡散し、やがて影響力を無視できなくなって、国教に認 めざるを得なくなったとも言えます。〃砂漠の宗教″キリスト教が、森林地帯であるヨーロッパに根付いたのは、このキリスト教徒のゲルマン人が各地に拡散し たからなのです。
外部に拡がれなくなると、内部に入る経済的富も減少します。やがて内部で不満が高まり、腐敗や内紛、内乱が頻発するようになります。
『神曲』を書いたダンテ、『デカメロン』を書いたボッカチオ、システィナ礼拝堂に『天地創造』を描いたミヶランジェロ。そして、「モナⅡリザ』や『最後の 晩餐』などの芸術と、機械・建築・土木・解剖学・天文学などあらゆる科学に精通した世紀の天才レオナルド・ダ・ヴィンチなどはみな、そういったパトロンの 援助で才能を開花させました。
国には代表者がいます。国によって微妙に違いますが、代表者の呼び名が決まってます。王国の代表者は「王様」で、共和国の代表者は「大統領」。基本的にはこの二つだけだと思ってください。
王国の代表者である「王様」を選んだのは神様です
たとえて言うなら、社長を創業者一家から選んでいるのが「王国」で、社内で公募して決めているのが「共和国」です。
まず、民衆が不満をぶちまける運動を起こします。次第に過激化し、独裁者が生まれます。そして独裁が強くなりすぎると、反動から独裁者が倒され、元に戻る のです。しかしその繰り返しの中で、歴史は次の段階に発展します。なぜならば、守旧派は元に戻そうとしますが、国が一度新たな概念を知ってしまったからに は、同じような世界には二度と戻れないからです。
革命を推進する力とは、民衆のエネルギーです。そのエネルギーとは、長年溜まった不うっぷん満や麓憤などの「気持ち」です。この気持ちに、外から「理念」が注ぎ込まれると、途端に発火して燃え上がり、やがて連鎖します、それが革命です。
このような市民の動きに対して、国王・ルイ陥世はどうしたのでしょうか?まずは武力弾圧の姿勢を見せました。しかしその姿勢が、民衆の気持ちをさらに暴発 させ、1789年7月陞日のバスティーュ牢獄の襲撃を招くのです。押さえ込まれた不満は押さえ込めば押さえ込むほど、暴発するのが世界史の常です。
ヨーロッパの王室はほぼ親戚同士と言っても差し支えありません。
王侯貴族同士の近親結婚が重なったせいで、諸王室には病弱な者が多かったとも言われています。彼ら王様同士は、「国民のために自分の国家を盛り立てよう!」という意欲より、「自分の領土があいつよりすごい!」的なパワーゲームに興じていたとも言えます。
各国の行動力学は次の二つ。自分たちの植民地確保による勢力拡大のための世界分割と、本国から植民地へのルート確保です。
イギリス・フランスに遅れを取ってしまったドイツとイタリアがこのような地域に手を伸ばしたのは、手付かずの土地がそこしかなかったからです。
ドイツとイタリア。この2カ国が持ってしまった「遅れを取った」という意識、それがやがて二度の世界大戦へとつながります。植民地獲得合戦は早い者勝ちなのです。
矛盾するようですが、あまりにも強力な兵器I核を持ったことで、ガラガラポンを目論む世界大戦はとりあえず起こらなくなったのです。
ロシアには打倒すべき資本家が非常に少なかったのです。労働者が政権を取ってしまえば、一気に社会主義に進むことが可能だったのです。
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