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証言・臨死体験 (文春文庫) | |
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死にかけるのではなく本当に死ぬときも、大部分の人は、臨死体験と同じイメージ体験をしながら死んでにいくのではないかと私は推定している。
意識の状態が変化するときはものすごく苦しいです。意識が失われそうになるとき、意識が戻るとき、どっちも苦しいです。意識が失われそうになるときは、死 の淵に引きずり込まれるという感じになります。グーッと下のほうに吸い込まれる感じですね。そのとき何ともいえない、得体の知れない不快感があるんです
吸い込まれそうになるたびに、吸い込まれたら死んでしまうと思っていました。夫も、もう死ぬと思っていたといいます。でも私は、自分は絶対に死ぬわけにはいかないと思っていました。
目をつぶると、生まれてくる以前の記憶ではないかと思われるものが浮かんでくる。
病院に三ヵ月入院していて、退院してから一ヵ月間、こっち(長野)に戻ってきて、静養したんです。そのとき、この友達のところに行って、『この前、抜け駆 けして集まっただろう』といってみたんです。そしたら、『よく知ってるな』と不思議そうにいいました。それでさらに、『こんなこと言っただろう』と、覚え ていることをいってみると、その通りなんです
ご家族が見ててわからないことでも、わたしが見ると、『あっ』とわかることがありますね。
死の予兆というのは、自然に体にあらわれるものなんです。
気がつくと、川のところにいて向こう岸にとてもきれいなお花畑が見えました。とにかくきれいで明るいんです。花はすべて黄色で、花のほかに緑がいっぱいあって、花は緑の中に咲いていました。
「大きな川が流れていました。わたしはその川の中にいるんです。向こう岸には花が沢山咲いていました。赤、黄、紫、オレンジなど、いろんな色の花が咲き乱れていました
臨死体験において、最後の場面で救済者があらわれて、死に瀕している体験者をやさしく抱いてくれるというパターンはほかにもあるが、その場合、宗教心がある人は、その救済者を自分の宗教に結びつけて、キリストに出会ったとか、仏さまと出会ったという人が多い。
ダイエットブームとはいってもこれほど極端な例はない。わずか一カ月半の間に九十五キロあった体重を三十五キロまで減量したという。
埼玉県川口市に住む演歌歌手の古口樹美さん(灼歳)は、一ヵ月半で六十キロやせるという超過激ダイエットをしたあげく、拒食症におちいった。何を食べても吐くようになり、ついには死にかけ、そのとき臨死体験をした。
「縄跳びを毎日五千回、マラソン五キロ、それを毎日やりました」
ほとんど絶食でした。ただ今度は水を飲むだけでなくて、レモンをスライスして、お腹がすいたなと思ったら、それを口にふくんで、レモンの汁だけをすするようにしました」
週に十キロのペースで順調に減っていったんですが、三週、四週になると、さっきいったような食べ物を見ただけで気持悪くなるという拒食症の症状が出てきたんです。
五十キロになったとき、どうせならできるところまでやってみようと思って、さらに絶食をつづけたんです。
拒食症がどんどんひどくなって、今度は体が食べ物をいっさい受けつけなくなって、もうダイエットをやめようと思っても、何も食べられなくなってしまったんです。そして、とうとう三十五キロまで下がってしまいました
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