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昭和史 1926-1945   10

歴史の本の中に、こんな面白い本があるとは。

敗戦までの歴史が描かれていますが、とにかく語り方が面白い。

こんなに楽しく学べる歴史書はなかなかないのではないでしょうか。

人物の取り上げ方から、当時の生活状況、豆知識まで目が離せません。

10代の頃にこの本に出会っていたら、歴史大好きになっていた可能性大。

日本人として押さえておかなければならない一冊だと思います。

昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー)
昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー)半藤 一利

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軍縮条約と日英同盟の廃棄を伴った世界体制が、昭和に入ってからいろいろと大問題になるのです。

大事なのは、天皇が政治に口を出して内閣総理大臣を辞めさせてしまったことです。


張作森爆殺事件、田中内閣総辞職があって以来、内閣が一致して言ってくることに対しては、自分は違う意見であっても常によろしいと認めることにした、というわけです。
戦争は、新聞を儲けさせる最大の武器なんです。だから新聞もまた、この戦争を煽りながら部数を増やしていこうと、軍の思惑通り動きました。

すでに厳しくされていた新聞紙法に加えて、昭和八年秋、九月五日に出版法が改正されたのです。

「改正」といいますが、実はたいへんな「改悪」で、これ以降、当局が新聞雑誌ラジオなどをしっかり統制できるようになり、それは次第に強められていきます。

天皇機関説、国体明徴の政府声明以来、日本の言論はものすごく狭められました。自由はどんどん失われていきます


西安事件とは、中国のナショナリズムが一つになって誕生する、まさに対日抗戦を可能にする歴史の転換点だったのです。
しかし日本は、この情報が伝わってきたにも関わらず、中国が今や一つになろうとしていることをまったく理解していませんでした。


ノモンハン事件で膨大な被害を被らせたはずの二人が再び参謀本部の作戦課に戻って「今度は南だ」と南進政策-これはイギリス、アメリカとの正面衝突を意味します-を、「こんどこそ大丈夫」と言わんばかりに推進したのです。なお、参謀にはお答めなし、というのは陸軍の伝統でもありました。

石油の輸入禁止で日本はどんどん貧しくなる、どうせうまくいかないのなら、早く戦争をしたほうがいいのではないかというわけです。

とにかくドイツが勝つことをあてにしているんです。ドイツがソ連を叩きつぶし、イギリスが降参したら、さすがのアメリカも戦意を失うだ ろう、したがって講和に持ち込むチャンスが出てくる。だからそれまではつらいだろうが長期戦になろうと頑張ろうじゃないかという結論でした。


アメリカ政府と軍部は、なんとかイギリスを助けてヨーロッ。ハ戦争に参めいもく雑加し、ヒトラーのドイツを倒したくてしょうがないのですが、宣戦布告する ための名目がありら池ません。そこで日本をして先に一発打たせれば、日独伊三国同盟の結果、ドイツも必ず宣戦布栄章告してくるに違いないからです。


日本海軍は勝ちに罵り、うぬぼれのぼせ、敵の航空母艦など出て来ないと思い込んでいたのです。ですから待ち伏せされているなどとつゆ思わず、はじめから魚雷など放り出して陸上爆弾にしていたのが実状だと思います。

八月八日にはじまって、十二月三十一日、天皇陛下が「このような情勢では大みそか晦日も正月もない」と急きょ、御前会議を開いてガダルカナル島撤退を決めるまで約五カ月間の戦闘で、海軍は艦艇(戦艦含む)二十四隻、計十三万四百八十三トンが沈承ました。

ここで日本のベテラン飛行機乗りの大半が戦死し、あるいは傷つき、じゆくれん以後、あまり熟練していない人たちが飛行機に乗るようになりました

ヤルタ会談で米英ソ三国首脳は、ドイツの降伏後、準備期間をとって三カ月後にソ連が対日参戦することを決めます。結果的に言いますと、ドイツは五月七日に 降伏、ソ連は約束を守って八月九日に日本に攻撃を開始しました。アメリカもイギリスもこれを承知だったということになります。

ドイツ降伏後のヨーロッパの処理をめぐっていろいきようちょうろ交渉しているうちに、ソ連がアメリカやイギリスと協調する気持ちなどこれっぽっちもなく、おうぽういや取れるものは全部取っていくという非常に横暴な国であることが嫌というほどわかってきます。
したがってこの時点まできて、ヤルタでの決定はあるものの、対日戦争にソ連の力など借りる必要はないと思いはじめたのです。
と なるとアメリカはなんとかソ連参戦前に日本を降伏させたい。が、日本は連合国側の無条いおうとう件降伏政策を信じて、沖縄でも硫黄島でも徹底的に戦い、今 度は本士決戦でも同じように頑張てだるつもりらしい。そこでアメリカは、ソ連が入る前になんとか日本を降伏させる手立てはないかと考えます。そこに原子爆 弾が登場してくるのです。


日本政府としては、ソ連仲介の依頼の返事を待っている時です。その時にさっさとポツダム宣言をのぎりんで、依頼を断わるわけにはいかないというのです。そ んなところで義理を重んじることはなりちぎかつたのですが、日本はこういうところは律儀なんですね。それで困ったあげく、とりあえずは無視しようじゃない かということになります。


国民的熱狂をつくってはいけない。その国民的熱狂に流されてしまってはいけない。

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