Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://honyonderu.blog28.fc2.com/tb.php/3929-514c06a0

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

街場の戦争論 (シリーズ 22世紀を生きる)  7

戦争について、しっかり考えることができる一冊。

日本の敗戦と、他国の配線の違い、
それがもたらした影響・・・

集団的自衛権を考えなければならない文脈。

ふだんあまり考えない分野だったので、脳に刺激がきます。

街場の戦争論 (シリーズ 22世紀を生きる)
街場の戦争論 (シリーズ 22世紀を生きる)内田樹

ミシマ社 2014-10-24
売り上げランキング : 1631


Amazonで詳しく見る
by G-Tools





戦争の被害について敗戦国が背負い込むのは事実上「無限責任」です。定められた賠償をなしたから、責任はこれで果たしたということを敗戦国の側からは言えない。

戦勝国は「戦争犯罪」をかなり窓意的に敗戦国に適用し、無限に処罰し続けることができる。

僕たちが敗戦で失った最大のものは「私たちは何を失ったのか?」を正面から問うだけの知力です。あまりにひどい負け方をしてしまったので、そのような問いを立てる気力さえ敗戦国民にはなかった。

敗北の検証が自力ではできないくらいに負けた。これが日本の問題だったと思います。負けたあとに、負けた原因を検証できる能力がないくらいに徹底的に負けた
ドイツもイタリアもフランスも、それぞれの国の「鬼胎」(ヒトラー、ムッソリーニ、ぺタン)を摘挟することで「敗戦処理」をしました。「独裁者に抗った英雄」を同国人の中に見出し、その人たちを顕彰することで「戦前」と「戦後」を架橋したのです。

民族が外国の支配下に委ねられると、その民族のもつ創造性はおおむね貧寒なものになる。これは〃民族的天才〃の無能化によるのではなく、外国人の支配に対 する憤激があまりにも強いため、民族をひとつのものにまとめすぎ、その結果、潜在的に創造的な個人は、かれの力の完全な実現に必要な明確な個性を獲得でき ないからであるo」

「こうなってしまった以上もう動かしようがない」と思い込んでいる既成事実なるもののかなりの部分は「弱い現実」です。



緊急事態に対処できるのは緊急事態に対処できる人間であって法律ではない。

誰が見ても「アメリカ政府から『いい加減にしろ』という直接的なメッセージが官邸に届いた」というのがもっとも蓋然性の高い解釈ですが、その可能性を吟味した記事をどの新聞も掲げなかったのです。僕はこのような「あってもいいはずのことが、ない」ことにひっかかるのです。

実質改憲をアメリカに「呑ませる」ために、官邸は「これらはすべてアメリカの国益を確保し、増大させるためのものです」という話にした。

「仕事はあるが求職者が来ない」という仕事は数え上げたらおそらく何万、何十万種とあると思います。

「換えなんかいくらでもいる」という脅しが効くならどこまでも雇用条件を切り下げることができる。採用側と就職情報産業はその点では結託していると僕は思います。
できるだけ多くの求職者を、できるだけ短期間に、できるだけ狭い範囲に押し込む。それが新卒一括採用、一極集中という仕組みの意味です。


ただで教えてもらえるのは何となく腰が引ける若者たちが、お金を払って教えてもらうことには抵抗がない。どうしてか。それは彼らが「消費者マインド」を深く内面化してしまっているからだと僕は思います。
「届く言葉」か「届かない言葉」かの差はコンテンッが正しいとか、強いとか、美しいとかいうことで決定されることではない。そうではなくて、「このメッ セージがほんとうに伝えようとしていることを受信しているのは世界で自分だけではないか」という気分(端的に「錯覚」と言ってもよいです)を受信者が持つ かどうかで決定される。
戦争というのはどちらかが正しく、どちらかが間違っているから始まるわけではなく、「どちらも正しい」から始まる。

リスクを過大評価したせいでこうむる損害と、リスクを過小評価したせいでこうむる損害は桁が違う。これはリスク管理の基本原則です。危ないと思ったら、最悪の事態を想定したほうがいい。

スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://honyonderu.blog28.fc2.com/tb.php/3929-514c06a0

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

Appendix

Amazon

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

PR

月別アーカイブ

プロフィール

しげた

Author:しげた
個人事業を立ち上げましたが、勉強のため、日々多読をしています。

人気ブログランキングへ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

読書ツール

ブックストッパー
ブックストッパー 本を押さえるのに便利!!

FC2カウンター

ブログ内検索

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。