多読の記録です。個人事業者の視点から。
株の勝ち方はすべて外国人投資家が教えてくれる | |
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上値抵抗線と下値支持線はトレンドを判断する重要なツールとなります。
大きな上昇相場では『優良株』を中心に運用する
個人投資家の多くは、上昇トレンドがまだ続いているのに、早めに利益確定をしてしまう傾向にあるようです
株価がこの下値支持線を下回ってこない限りは、上昇トレンドは継続していると見ることができます。
株価にとって以前の天井(レジスタンス)が底(サポート)として機能している限り、すなわち株価が以前の天井を下回ってこない限り、上昇トレンドは継続していると見ることができます。
株価が移動平均線(25日線、13週線)を割り込むかどうかも、上昇トレンド継続の判断基準となります。
過去の例をみると、暴落時の90%以上の銘柄が、日経平均株価が安値を付けたのと同じ時間帯に安値を付け、日経平均株価が上昇に転じたのと同じ時間帯に上昇に転じています。
3つの判断材料のうち2つで上昇トレンドの継続性が確認できなくなったときは、売りと判断することになります。
上昇トレンドの過程であっても、株価が短期間で暴騰したときは、そのまま上がり続けるということはめったにありません。利益確定の売りをこなしながら、あ る程度の調整をする必要があるからです。このときこそ、チャート分析が有効になります。大陽線が3本連続で並んだり、三空が出現したら、一度売ってみても いいかもしれません。
ボックストレンドが続いているあいだは、優良株を長く保有していても高いパフォーマンスは望めないということです
上昇トレンドでは「投資期間が長く、勝率とパフォーマンスの両方が高かった」のですが、ボックストレンドでは「投資期間を短くし、高いパフォーマンスのみを求める」戦略が求められます
仕手株は一回暴騰したらもう終わりというパターンが多いので、同じ仕手株を二度と売買してはいけません
仕手株ほど出来高が多いときに売るべきです。
動き始めてから1.3倍を超えた仕手株は、リスク管理のうえで買ってはいけません。
仕手株の損切りラインは10%が適当だと思います。
大きな下降相場では『材料株』を中心に運用する
株価は上げるときよりも下げるときのほうが速い習性があります。
外国人の売買動向を探るには、寄り付き前(朝方)の外資系証券の注文動向、週間の投資主体別売買代金差額(資料②参照)、月間の投資主体別売買代金差額(資料③参照)の3つの売買動向に関する資料があります。
寄り付き前の外資系証券の注文動向は、取引開始前に外資系証券岨社の担当者が成り行きの注文状況を交換してまとめた集計結果です。公式発表ではなく、その集計結果を市場推定として流しています(ロイターの記事参照)
市場は総楽観の状態になり、市場関係者や個人投資家の大多数が「2万5000円や3万円は間違いなくいくだろう」と思うようになります。その状態を後押し するように、外資系証券各社からも国内証券各社より強気なレポートや日本株のレーティング引き上げなどが出てきたら、これは外国人投資家が売り抜けるため の策略ではないかと疑ってみる必要があります。いつも先んじて動く外資系証券各社が国内証券各社の後追い情報を出すことは不自然だからです。
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