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寄生虫なき病  6

体内に寄生虫を飼っていた方が免疫が上がるのでは?

と言っても、それを実験してみようと考える人はなかなかいないのでは・・・

そこから始まり、免疫について学べる、スリリングな一冊です。

寄生虫なき病
寄生虫なき病モイセズ ベラスケス=マノフ 福岡 伸一 Moises Velasquez‐Manoff

文藝春秋 2014-03-17
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不潔な環境で生活している人たちのほうがアレルギー疾患や自己免疫疾患のリスクが低い
現在でも世界人口の三分の一が寄生虫に感染しているが、ほとんどの感染者には何の症状も出ない。

喘息患者三十二人に対して同様の実験(プラセボ対照比較二重盲検試験)がおこなわれた。鉤虫は肺を通過して移動する習性があるため、その通過の際に喘息症 状が悪化しないかが懸念された。しかし、被験者の喘息は悪化しなかった。症状のごくかすかな改善が認められたものの、その度合いは、誤差を否定できないほ どわずかだった。しかし、被験者らは花粉症の症状がよくなったと言って大喜びし、実験終了時には、多くの被験者が鉤虫を駆除しない選択をした。

パプアニューギニアの島民は、平均二十三匹の鉤虫の成虫に感染していた。そして、この二十三匹は常時同一の鉤虫ではなく、体内の鉤虫は頻繁に入れ替わっていた。ことによると、効果を得るためには、この頻繁な再感染を模倣する必要があったのかもしれない。
生後六ヶ月間に保育所に通った子どもが喘息になるリスクは、通っていない子どもの五分の三だった。混雑した、おそらくは感染機会の多い環境で幼年期を過ごしたことが、明らかに喘息のリスクを減少させていたのである。
家畜との接触に顕著な予防効果が見られることから考えて、妊娠中の免疫療法(生きた微生物を利用するにせよ、それを模した何かを利用するにせよ)は将来、 アレルギー疾患(及びその他の疾患)の予防法の主流となるものと思われる。母親の免疫系にバランスを取り戻させれば、生まれてくる子どものアレルギー疾患 を予防することができる。

戸外で泥の中を転げ回っていたブタの腸内細菌が最も健康的だった。一頭ずつ隔離され、絶えず「清潔にされて」育ったブタの腸内細菌は最も不健康だった。


科学者たちがほとんど一貫して報告しているところによれば、帝王切開によって生まれた(つまり、産道を迂回して生まれた)子どもは(親がアレルギー体質で ある場合は特に)アレルギー疾患のリスクが高くなるという。二千八百人の子どもを対象とするノルウェーの調査によれば、アレルギー体質の母親から生まれ (錫)た子どものうち、帝王切開で生まれた子どもは食物アレルギーのリスクが七倍高かった。
帝王切開で生まれた子どもを八歳まで追跡したオランダの調査によれば、片親がアレルギー体質だと、子どものアレルギー・リスクは八十六パーセント上昇した。「両親ともにアレルギー体質+帝王切開」の組み合わせだと、喘息のリスクは三倍近くまで上昇した。

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