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評価と贈与の経済学  10

この二人の対談が面白くないわけないです!

もう視点がすごいのですよ。

ものの見方が違う。根本的に違うのです、はい。


評価と贈与の経済学 (徳間ポケット)
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おなじ興味関心を持つ人とだけつながる。身近にいなければネット上だけでつながる。リアルな人間関係に共通の度量衡がなくなってきてるんだなぁと思いますね。

自分の気持がよく見えないって、若い人見てると、確かにそうだよね。

いま、若い男子が一番嫌なことっていうのは、誰かにいいように利用されるっていうことなんですよ。利用されたり、いいようにされたり。だから草食系になっちゃうのはなぜかというと、欲望というものを持ってしまったり、それが他人にばれたら、巧みに利用されてしまうと思っているから。

ネット社会だから失敗っていうのが許されない。なんでかっていうと失敗はブログの記録に残って生涯指摘されるからです。この恐怖の記録社会に彼らは生きてるんですよ。

個人的な努力と報酬の相関が他人には見えないところに惹かれるって、わかる。それだと欲望の尻尾をつかまれないからね。

明治以来だいたいいつも若者たちの前に拡がる未来はどうなるかわからなくて、いつも不安定なんだよね。大学に入るためにこれだけ努力したらその努力に対する報酬が確実にありますよっていうのはほんとうに作り話なんだよ。

いましている努力に対して未来の報酬が約束されないと働く気がしないという人が増えてきたけどさ、いましている努力に対して未来の報酬が約束された時代なんて、これまでだってなかったんだよ。

「次はない」と思っている人間だけが、同時交換・等価交換をうるさく求める。ほんとうに自分の作品の質に自信がある人は「すぐ金払え」とか言わないですよ。
年長世代からの「がんばってね」というフレンドリーな贈与が社会的フェアネスを基礎づける、そういう時代に必ずなると思うんです。だって、どう考えても、それ以外にソリューションがないから。
贈与するのって、ほんとうにたいせつなことだと思う。
だって、自分がそこそこ努力して、ある程度の社会的成功を収めて、そこそこ自由に使える資源が手に入ったっていうのは、もともともが自分の力じゃないわけですよ。

つまり自分は自分のマネジャーであって、目の前の第一世界の自分と第二世界の自分をつねにマネジメントしてるわけです。先生と話している私、ネットで友達とつながっている私など、私がいくつかあって、それに対してのマネジメントというかつねに気配りを怠らないっていうのが礼儀であると考えているわけです。ぼくらの古典的な考えでは、第一世界のほんとうに大事なときはケータイいじらないって思いますけど、ほんとうに大事なときでも彼ら彼女らはいじるんですよ。それは「自分のなかで複数世界がレイヤー構造になっているという真実」を目の前で見せるという好意を通じて、「各レイヤーのマネジメントをするリアルな姿まで見せてるのは、あなたが大切な人だからだよ」というメタ・メッセージを送っていることになると考えているからだと思います。

見くびられるようでは、なかなか師にはなれないんじゃないですか。師っていうのは機能ですから。コンテンツじゃなくて、あくまで機能だから。

観念で結ばれた関係は一夜で崩壊するけれど、起居を共にして作られた関係はなかなか崩れない。

弟子の卑小さと、師の教えの偉大さのこの圧倒的な落差に、弟子は「師の愛」を感じるわけですよ。こんなに能力も志も低い人間にそこまで求めてくださるのか、と。

スキルもネットワークも大切なんだけど、贈与経済を見据えるなら最終的に「いいやつなんだ」と思ってもらうことが大切だと思います。

インターネットが「ほめる」メディアにだんだん軸足を移していったら、その社会的影響は想像以上に大きいと思う。

最終的に淘汰の基準になるのは、「そのテクストを読むことによって、生きる元気が出てくるもの」と「読むと気分が落ち込むもの」だと思う。
これからネット上で善を積もうとする人がふえてくるんじゃないかと思う。

正しい決断を下さないとおしまい、というような状況に追い込まれた人間はすでにたっぷり負けが込んでいるの。

夫婦は非対称的な関係にあったほうがいいと思いますね。自分ができることが相手にはできず、相手が得意なことが自分は苦手というのがバランスがいいんです。
お互いにいつも貸し借りがアンバランスで、妻と夫それぞれ相手に贈与して、反対給付義務を感じて、それを相殺しようと絶えず動き続けることで夫婦のバランスが保たれるんです。

読者の知性に対するリスペクトが根底にないと言葉は届きませんから。かなりむずかしい話かなって思っても、「わかるよね、必ず。君はわかるよね」って相手を信頼することが大事なんだと思う。

たぶん「みんなに話す話法」っていうのは人によってそれほど技術レベルが変わらないので、急に近づいて「あなたに話す話法」を使えるかどうかに書き手の力量が表れる。
あることを良いながら同時に違うことを言うことができるということですね。複数の声が一斉に届く。だから、読者はそのなかのどれかとは波長が合うんですよ。

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