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昨日までの世界(下)―文明の源流と人類の未来  6

ジャレド・ダイアモンドの新作、第2巻。

下巻は、リスクや言語、宗教についての話。

伝統的社会と現代を比較しての話は興味深い。

著者が味わったリスクの話は引き込まれます。
怖すぎる。


昨日までの世界(下)―文明の源流と人類の未来
昨日までの世界(下)―文明の源流と人類の未来ジャレド・ダイアモンド 倉骨 彰

日本経済新聞出版社 2013-02-26
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被害リスクの生起頻度が低い行為であっても、その行為を頻繁におこなうのであれば、リスクを冒して若死にしないように用心すべきなのである。
彼らの会話好きの側面は、彼らが、危険に満ちた環境で人生を生き抜くうえでの一助にもなっている。彼らは、昨日はこうだったのに、今日はこうなっている、今度は何が起こるだろう、といったことについて話す。どこのだれそれが何をしたかについても話せば、なぜそんなことをしたかについても話す。実際、彼らは日常のありとあらゆることを話題にして、事細かに話すのである。伝統的社会で暮らすニューギニア人にとって、自分が目でみたことと人から口づてで聞いたことが、得られる情報のすべてなのである。
われわれは、危険に手を出して、得られるものが多ければ多いほど、その危険に手を出したがる。
世界には、どこまで危険を受け入れるかに関して、受け入れに比較的寛容な社会も存在すれば、それほど寛容でない社会も存在する。
宗教に消滅する兆しがみられないのはなぜなのだろうか。
それは、人間というものが、いまも昔も、事象の意味を模索しつづけているからかもしれない。われわれは、いまも昔も、人生の意味について模索しつづけている。無意味で無目的にみえる短い命の意味について模索し、不幸にいつ見舞われるかわからぬこの世の意味について模索しつづけている。なのに、科学は、意味を求めること自体が無意味である、と告げているように感じられる。
科学的見地からすれば無意味にみえる、「生きること」と「死ぬこと」の意味を提示できるとする宗教の役割は支持されつづける可能性が高いと思われる。かりに意味を求める問いに対する科学の答えが真だったとしても、意味を求める問いに対する宗教の答えが幻想だったとしても、科学の答えでは不満な人々が未来にも大勢存在すると思われるからである。
一九六〇年代以前にアメリカ、アイルランド、ウェールズでおこなわれた調査研究には、二言語を話す子どもたちは、一言語を話す子どもたちに比べて言語的な能力が著しく劣っている、言語の習得に時間がかかる、どちらの言語においても習得語彙が少ない、などといった報告がみられるものもある。しかし、これらの解釈は、二言語の習得環境に関連する要因から影響を受けていることが次第に明らかになった。たとえば、アメリカでは他国以上に、二言語環境と貧困の関連性が強い。二言語を話す子どもたちに比べて、英語しか話さない子どもたちは、裕福なコミュニティに住んでいて、よりよい学校に通っており、両親の学歴も高く、給与も多く、語彙も豊富、という傾向がある。

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