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21世紀の歴史――未来の人類から見た世界  8

2008年に出版されたジャック・アタリ氏の未来予言書。

歴史をふりかえり、そこから未来を予測する一冊です。

本書の時点で、すでに働き方のノマド化、また、そのノマドツールとしての、パソコンや携帯電話の一体化、小型化、すなわち昨年までのスマホブームを予言しています。

本書によれば、日本はチャンスを逃しており、アジアのトップは韓国。

すべての予言が当たるわけではないと思いますが、チェックしておいて損のない内容。

元旦に未来を予測しましょう。


21世紀の歴史――未来の人類から見た世界
21世紀の歴史――未来の人類から見た世界ジャック・アタリ 林 昌宏

作品社 2008-08-30
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超帝国、超紛争、超民主主義といった三つの未来の波が次々と押し寄せてくる。最初の二つの波は壊滅的被害をもたらす。

未来への教訓。知識の伝承は進化のための条件である。
これまで市場の秩序は、常に一つの拠点を〈中心都市〉と定めて組織されてきた。そこには〈クリエーター階級〉(海運業者、起業家、商人、技術者、金融業者)が集まり、新しさや発見に対する情熱があふれていた。
「中心都市」となるためには、農業を発展させるための広大な後背地、そして製品を輸出するための大きな港が必要である。「中心都市」は、自らを破壊しかねない欠乏状態に対応しなければならないことから、他の都市に対抗するための積極的な戦略を駆使していく。
一般的に、次の「中心都市」となる都市は、「中心都市」に攻撃を仕掛けた都市ではなく、この戦いの間に、これまでとは違った文化・成長原理をもった都市であり、これまでとは違ったクリエーター階級が、新たな自由・資金・エネルギー・情報源を持ち込んで、従来のサービスを新たな大量生産の製品に置き換えた都市である。
新たなコミュニケーション技術の確立は、社会を中央集権化すると思われがちだが、時の権力者には、情け容赦のない障害をもたらす。
技術を発明したのが誰であるかはさほど重要ではなく、文化的・政治的にこれを活用できる状態にあることが重要である。

戦争の勝利者になる国とは、常に参戦しなかった国、または、いずれにしても自国領土で戦わなかった国である。

アジアは再び「中心都市」に接近している。二〇〇六年、アメリカで科学や技術分野で学位を取る学生の三分の二は、アジア系の生徒である
少なくとも二〇二五年までは、世界の大金持ちや主要国の中央銀行は、経済的・政治的・金融的に最良の避難場所として、アメリカとドルの動向に注視することになるであろう。
アジア最大の勢力となるのは韓国であろう。
韓国の成功の永続性は、韓国が次に掲げる二つの破滅的なシナリオを避け、独自の路線を切り開く能力があるかどうかにかかっている。一つ目は、北朝鮮の独裁政権の崩壊によって南北の統一を余儀なくされるというシナリオである。この場合、経済的コストは甚大である。二つ目は、北朝鮮側が仕掛ける破れかぶれな軍拡競争が、韓国の半世紀にわたる奇跡の経済成長を無に帰すというシナリオである。

ベトナムが外資導入を図りながら、主要な経済国となることは確実である。
アフリカ大陸が経済的に世界で重要な役割を担うことは、まずない。
都会人の住居は、都心からさらに離れる。二〇〇七年には都市市街に住んでいる都会人の世帯は、一〇年後には八キロメートル、二〇二五年には四〇キロメートルも都心から離れた地域で生活することになる。こうした〈ノマド〉の物流を組織する新たな商売が生まれる。
交通に費やす時間は急増していく。交通機関は、生活の場、出会いの場と化し、人々は移動中に働き、ショッピングや娯楽に興じることになる。通勤時間は労働時間と認定されると同時に、深夜労働や休日出勤は一般化する。
市民は、プロのジャーナリストと協力して、これまであまり知られていなかった、あるいは忘れ去られていた情報や娯楽に関して、より主観的で熱烈な観点をもった、さらに詮索好きなメディアを作り上げる。
個人のニーズや関心に焦点を合わした超パーソナル化されたコンテンッも登場し、個人の関心に応じて、文章・音楽・映像といったコンテンツが作られる。
メディアは生き残りを賭けて、無料・参加型・超パーソナル化の方向に向かわざるを得ない。
二○二五年には、アメリカでは一〇〇〇万人以上が八五歳以上となり、六五歳以上の人口の割合は、一九〇〇年の四%から三三%にまで上昇する。この割合は、日本で四五%、中国で二二%、フランスで三三%である。フランスでは、八五歳以上の人口は一〇数年後に二倍に増えると言われている。
保険会社は、顧客に保険料(医療、失業、死亡、盗難、火災、災害に対する保険)を支払うように要求するだけでなく、保険会社のリスクを最小限にするために、顧客が設定された規範にしたがっているかを、顧客に対して実証するように要求してくる。こうして保険会社は、次第に地球規模の規範を強制するにいたる
まずは超監視体制の時代が訪れる。テクノロジーにより、製品の履歴や人の動きがすべてわかる。

国家の漸次的な弱体化につけ込み、暴力への欲望が野放しとなり、なんの拘束もない暴力が横行する。なんの目的も戦略もない、動機のない殺人という自由が登場する。

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