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利己的な遺伝子  7

人との人との関わりについての諸問題を

遺伝子という切り口で説明したベストセラー

これを読んで、いったい何人の人が

「ああ、遺伝子が原因だから・・・」

と言い訳しただろうか。

と思ってしまうほど、人間の愚かな行動は生物として必然的なものだったのだ。


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ある種の生存機械は、他の生存機械の性的欲望を利用する。

コミュニケーションのシステムが進化するときには、あるものがそのシステムを自分だけの目的に利用しようとする危険がつねに存在する。われわれは「種にとっての善」という進化観で教育されてきたので、ともすればうそつきや詐欺師は捕食者や獲物、寄生者などと同じように、別の種に属するものと考えがちである。しかし、異なる個体の遺伝子の利害が多様化してゆけば、つねに、うそやだましや、コミュニケーションの利己的な利用がおこりうるものと考えねばならない。これは同一種の個体間にもいえる。

動物のあらゆるコミュニケーションには、そもそも最初からだますという要素が含まれているのではなかろうか。なぜなら、動物のすべての相互作用には少なくともなんらかの利害の衝突が含まれているからだ。

雌は、大型で栄養をたっぷり含んだ卵子の形ではじめから雄より多量の投資をおこなっており、このため受胎時においてすでに母親は、どの子どもに対しても父親以上に深く「身を投じて」しまっているのである。当の子どもが死んだ場合、彼女は父親より多くのものを失う立場にある。

子を棄てた場合、雄のこうむる損失は雌にくらべればわずかなのだ。このため、少なくとも子どもがまだ幼いうちは、配偶者の遺棄がおこるとすれば、父が母を棄てるのがふつうで、逆はまれなのである。同様にして雌は、最初ばかりではなく、子の成長の全期間にわたっても雄以上の投資をおこなうはずだと予想される。

一般に、雄は雌にくらべて相手かまわずに交尾する傾向が強い。雌は限られた卵子を比較的ゆっくりした速度でつくりだすので、異なる雄とやたらに多くの交尾を重ねても利益は何もないのである。一方雄のほうは、毎日莫大な数の精子をつくることができるので、相手かまわずできるだけ多くの交尾をおこなうことで大いに利益を上げることができる。


たいていの動物は、集団のランダムなメンバーとよりは、自分の兄弟、姉妹、いとこの近くで暮らしていることが多いものだ。これは必ずしも選別を通じてそうなるわけではない。それは、集団の「粘性」から自動的に生じてくるのだ。粘性というのは、各個体が自分の生まれ落ちた場所の近くで暮らしつづける一切の傾向を意味する

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