分析力を駆使する企業 発展の五段階  7

分析をするにしても、どんなことをすれば良いのか、何をすれば良いのか。

そもそもデータはどこから、どんなデータを集めれば良いのか。

なんとなく勘で経営しちゃっているけど、しっかりと分析しよう

とお考えの経営者の方々には役立つ内容。

分析って何?という状態から、分析を武器にするレベルまで5段階にわけて、分析のフレームワークを示してくれています。


分析力を駆使する企業 発展の五段階
分析力を駆使する企業 発展の五段階



企業でも、政府や非営利組織でも、分析の活用範囲が今後一段と拡大することは確実だと私たちは信じている。理由の一つは、入手可能なデータが、量も種類もますます増えると予想されるからである。

分析に適していないもの。時間がないとき。前例がないとき。過去の事例が当てにならないとき。意思決定者がきわめて経験豊富なとき。変数が計測できないとき。

意思決定でよくあるエラー 論理エラー
最初の質問がまちがっている。
仮説がまちがっている、仮説を検証しない。
事実から正しい答を導き出すためではなく、自分の決定を正当化する目的で分析を使う(モデルやデータを捜査したり、手心を加えたりする)。
データの解釈が正しくない、あらゆる可能性を検討する時間をとらない。

DELTA。データ。分析には、質の高いアクセス可能なデータが必要である。エンタープライズ。組織を挙げての取り組みが必要である。リーダーシップ。分析の知識を備えたリーダーが必要である。ターゲット。分析対象を戦略的に絞り込むことが必要である。アナリスト。分析のできる人材が必要である。

目標に近づくためには、DELTAの五つの要素すべてをおおむね同じペースで進行させることが望ましい。

始めは目新しかった独自のデータもいずれはコモディティ化する。

協力者を得て小さな分析プロジェクトをスタートさせる。

とにかく、有能なアナリストを雇うこと。

自社の事業だけでなく、業界のトレンド、人口構成の変化、経済情勢、顧客の嗜好や価値観の変化など、大きな枠組みで考える。

ターゲットを決めるとき、野心的になりすぎずに手持ちのリソースを確認すること。梯子の一段目(データ)がしっかりしているか、まずチェックしよう。
分析指向の強い会社には、必ず分析を重視し、かつある程度の分析スキルを備えた人材が豊富にそろっている。

これからは分析スキルを備えた人材を積極的に発掘していく必要がある。

分析がコア・プロセスに組み込まれ、使い勝手のよい日常の「道具」になっている。

レンタカーのエイビス・ヨーロッパは、予約プロセスに分析を組み込んだ結果、このギャップを縮めることができた。レンタカー事業の収益性は、端的に言って、いちばん儲けになる利用客のいるところに必要台数をぴたりと酔いできるかどうかにかかっている。

私たちの調査と経験から言うと、分析文化の根付いた企業では、社員に次のような特徴が認められる。
1 事実を求める 2 パターンを発見し、根本原因を見つけようとする 3 できるだけくわしく分析する 4 つねにデータを探す 5 否定的な結果も認める
6 分析結果を意思決定や行動に反映させる 7 現実的な姿勢で臨む

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